(2020/1/10最新情報で一部修正)
https://hrurr.diarynote.jp/201202061456307122/
以来かな。
気になったデッキをパッと組んで外出先での空き時間を利用してスマホでテスト。
家ではPCでじっくりリストを見ながら対戦テストを繰り返し、最終的には紙ベースに持っていく。
そんな使い方をしたい人のためのツールの比較と紹介。
■0.前提
基本的には紙ベースにしたいのでMOなど紙以外のデータ課金が主眼のアプリやサービスは無視。
アプリにはデッキのテスト機能必須なのでデッキリストを作成するだけのは無視。
あとWindows使ってないのでMWSやApprentice2がどうなったかもしらん。
MTG Wikiに紹介されてるWagicは2012で、Forgeは2015で更新止まってるのでそうなんだろう。
■1.結論:(2019年9月)
Mac:Cockatrice
iPhone:Decked Builder(有料版)
デッキ情報サイト TCDeck.net
これらをiCloudのDeckedBuilderフォルダ経由で.dec形式つかって連携させるのがベスト。(個人の感想です)
■2.Mac
そもそもネイティブ対応している選択肢がCockatriceとDeckedBuilderくらいしかない。
またよほどDeckedBuilderに思い入れがない限りMac版のDeckedBuilderに課金する価値はない。
つまりCockatrice一択。
■Cockatrice:★★★★
https://cockatrice.github.io
デッキ作成:★★★★
・カード検索機能が弱いので若干ストレスがある。
・デッキのインポートは.dec、.txt、.codが使える。ファイル経由でなくともクリップボード経由でもOK。
・雛形が欲しい場合は海外のサイトからダウンロードすると良い。
(TCDecks.netだとデッキリストをMWS/MTGO/Cockaの各形式でダウンロードできる)
・日本語のサイトのデッキリストからだとカード名が日本語なので読み込めない。
・デッキの保存時、表示されないけれど.cod形式と.decの形式で保存できる。
デッキテスト:★★★★
・やりたいことはほぼできる。
・カードの処理がすべてメニューに実装されているわけではないので、基本は自分(と対戦相手)で「協力して」手動で効果を処理していく必要がある。
(例:Hymn to Tourachを打たれたが、ランダムディスカードの機能はメニューにない。
→ランダムに手札を見せるx2回(こちらにはどのカードを見せてるか分からない)
→対戦相手は見えたカードをチャットで"island, ponder"などと伝える。
→そのカードをディスカード。
・多人数戦もできる。
・基本Windows版で開発されているせいかショートカット設定画面などはCtrl⇔Commandなどと読み替える必要がある場合がある。
その他:
・メニューは一部を除き日本語化できる。
・英語恐怖症さんが多いのかオンライン対戦はほぼ外国人相手。公用語は英語。
まれに日本人がいるととても嬉しいが日本語が面倒で結局英語でお互い話ししてることもある。
・多少のチャット用語を勉強するなりしばらくはROM(観戦)してから挑もう。
http://mtgwiki.com/wiki/チャット略語
・課金が無いせいと思うがTier X デッキ率多め。
■DeckedBuilder Pro(有料版):★★★
(AppStore)
・Liteは一部のセットしか使えないのでレガシー民には無用。
・iOS版なら許されるかもしれないがPC版もiOS版と同じことしかできない。
デッキ作成:★★★
・iOS版とほぼ同じなので星一つマイナス。
デッキテスト:★★★
・iOS版とほぼ同じなので星一つマイナス。
■3.iPhone
こちらも選択肢は狭い。
大昔はMTG Masterという使いやすいアプリがあったのだけどBannされてしまったので今あるものから選ぶしかない。
オススメはDeckedBuilderとμMagic。TopDecked MTGを課金して使ってる強者がいたらどういう活用をしているのか聞いてみたい。
■DeckedBuilder Pro(有料版):★★★★
全体の出来はいいんだけどWishボードに全く対応する気がないのが残念。
デッキ作成:★★★★
・カード検索がやや弱い。
・iCloud対応で、DeckedBuilderフォルダに.dec形式で保存してくれる。
・PCからもiCloudのdeckedBuilderフォルダに保存しとけばそのまま読み取ってくれる。
デッキテスト:★★★★
・ビジュアルな画面ではないがほとんどの作業がスワイプで行えるのでサクサク感が気持ちいい。
・戦場のカードの並びは同名カードごとにならんでくれるのでわかりやすい。
・領域はLib,Hand,GYのみでExileはない。
・カードサーチ可能だけどライブラリを閉じると強制シャッフルされてしまう。
・願い、トークンは処理できない。
■μMagic:★★★★
デッキ作成:★★★★
・サクサク動き、直感的で使いやすい。
・DropboxでのPC連携ができる。
デッキテスト:★★
・領域としてHand,Lib,GY,Exileが用意されている。
・ビジュアルな画面レイアウトで操作もシンプル。
・戦場での自由なカードレイアウトはできない。戦場に出した順にしかならんでくれない。ターンが進むと訳が分からなくなる。
・カードサーチ、ライブラリボトムへの移動、願い、トークンは処理できない。
■TopDecked MTG(有料):★★★★
無料試用はデッキテストが7アクションのみなので、できないに等しい。
課金額が年間5500円と非常に高価なのでPCを持っていないかiPhoneだけで完結したいひと向け。
テキストコピペでのPC連携しかできないのでPC連携が必要な人にはイマイチか。
デッキ作成:★★
・カード検索がしょぼい。
・PCとの連携はメモ帳経由の.txt形式のExportとテキストコピペによるImport。
デッキテスト:★★★★
・領域としてHand,Lib,GY,ExileだけでなくSBが用意されている。
・ビジュアルな画面レイアウトだが操作はやや煩雑。
・戦場での自由なカードレイアウトはできない。やっぱり戦場に出した順にしかならんでくれない。
・カードサーチ、ライブラリボトムへの移動、願いが可能!
・トークンは処理できない。
その他:
・iPhoneを中心にヘビーにやり込むなら課金の価値はあるかも。
■MTG Manager:★★
デベロッパがOleksandr Yakobsheの方。
同名でデベロッパがIT People Consultingのものがあるけどそちらはデッキテストができない。
とはいえ、このアプリ。 デッキ作成がしょぼい。
加えて、テスト画面で手札が一度に4枚までしか見られないという致命的な欠陥がある。使う気にならない。
デッキ作成:★★
・ひとアクションするのにかかる手間がやたらと多い。
・PCとの連携はiCloudメモ帳への.txt形式でのコピペ
デッキテスト:★★
・μMagicの画面によく似たテスト画面。
おそらく同じコードを使ってるんじゃないかと思われるくらい挙動も似てる。
■iMtG(有料):★
※更新が止まってる模様で利用してるとすぐハングします。
デッキ作成:★
・検索でハングする時点で使い物にならず。
デッキテスト:★
・初期ハンドとドローしかできない。
その他:
・アップデートを待ちましょう。
■4.デッキ紹介サイト
デッキ紹介サイトについては自分はほとんど知らないので知っているサイトから上記連携の一部として使えるものだけ。つまり英語表記だけのデッキリストをダウンロードできるところ。
■TC Decks.net( https://www.tcdecks.net )
デッキリスト出力形式:MWS(.txt),MTGO(.dec),Cockatrice(.cod)
■mtgtop8.com( https://www.mtgtop8.com )
デッキリスト出力形式:MTGO(.txt)、MWS(.mwDeck)
■Team Y’s( http://teamys.net )
デッキリスト出力形式:MTGO
※[デッキ出力]ボタンからテキスト形式、MTGOを選び画面出力をコピペする。
■Wisdom Guildデッキリスト翻訳機(http://www.wisdom-guild.net/apps/translator/)
どうしても英語リストだと困る人向け。日本語付きのリストに変換してくれる。
逆ができればもっと嬉しいのだけど無理。
MagicFactoryにリストを登録するリンクがあるけどFactoryはmws形式のリストしか出力してくれないので無視。
-以上。
https://hrurr.diarynote.jp/201202061456307122/
以来かな。
気になったデッキをパッと組んで外出先での空き時間を利用してスマホでテスト。
家ではPCでじっくりリストを見ながら対戦テストを繰り返し、最終的には紙ベースに持っていく。
そんな使い方をしたい人のためのツールの比較と紹介。
■0.前提
基本的には紙ベースにしたいのでMOなど紙以外のデータ課金が主眼のアプリやサービスは無視。
アプリにはデッキのテスト機能必須なのでデッキリストを作成するだけのは無視。
あとWindows使ってないのでMWSやApprentice2がどうなったかもしらん。
MTG Wikiに紹介されてるWagicは2012で、Forgeは2015で更新止まってるのでそうなんだろう。
■1.結論:(2019年9月)
Mac:Cockatrice
iPhone:Decked Builder(有料版)
デッキ情報サイト TCDeck.net
これらをiCloudのDeckedBuilderフォルダ経由で.dec形式つかって連携させるのがベスト。(個人の感想です)
■2.Mac
そもそもネイティブ対応している選択肢がCockatriceとDeckedBuilderくらいしかない。
またよほどDeckedBuilderに思い入れがない限りMac版のDeckedBuilderに課金する価値はない。
つまりCockatrice一択。
■Cockatrice:★★★★
https://cockatrice.github.io
デッキ作成:★★★★
・カード検索機能が弱いので若干ストレスがある。
・デッキのインポートは.dec、.txt、.codが使える。ファイル経由でなくともクリップボード経由でもOK。
・雛形が欲しい場合は海外のサイトからダウンロードすると良い。
(TCDecks.netだとデッキリストをMWS/MTGO/Cockaの各形式でダウンロードできる)
・日本語のサイトのデッキリストからだとカード名が日本語なので読み込めない。
・デッキの保存時、表示されないけれど.cod形式と.decの形式で保存できる。
デッキテスト:★★★★
・やりたいことはほぼできる。
・カードの処理がすべてメニューに実装されているわけではないので、基本は自分(と対戦相手)で「協力して」手動で効果を処理していく必要がある。
(例:Hymn to Tourachを打たれたが、ランダムディスカードの機能はメニューにない。
→ランダムに手札を見せるx2回(こちらにはどのカードを見せてるか分からない)
→対戦相手は見えたカードをチャットで"island, ponder"などと伝える。
→そのカードをディスカード。
・多人数戦もできる。
・基本Windows版で開発されているせいかショートカット設定画面などはCtrl⇔Commandなどと読み替える必要がある場合がある。
その他:
・メニューは一部を除き日本語化できる。
・英語恐怖症さんが多いのかオンライン対戦はほぼ外国人相手。公用語は英語。
まれに日本人がいるととても嬉しいが日本語が面倒で結局英語でお互い話ししてることもある。
・多少のチャット用語を勉強するなりしばらくはROM(観戦)してから挑もう。
http://mtgwiki.com/wiki/チャット略語
・課金が無いせいと思うがTier X デッキ率多め。
■DeckedBuilder Pro(有料版):★★★
(AppStore)
・Liteは一部のセットしか使えないのでレガシー民には無用。
・iOS版なら許されるかもしれないがPC版もiOS版と同じことしかできない。
デッキ作成:★★★
・iOS版とほぼ同じなので星一つマイナス。
デッキテスト:★★★
・iOS版とほぼ同じなので星一つマイナス。
■3.iPhone
こちらも選択肢は狭い。
大昔はMTG Masterという使いやすいアプリがあったのだけどBannされてしまったので今あるものから選ぶしかない。
オススメはDeckedBuilderとμMagic。TopDecked MTGを課金して使ってる強者がいたらどういう活用をしているのか聞いてみたい。
■DeckedBuilder Pro(有料版):★★★★
全体の出来はいいんだけどWishボードに全く対応する気がないのが残念。
デッキ作成:★★★★
・カード検索がやや弱い。
・iCloud対応で、DeckedBuilderフォルダに.dec形式で保存してくれる。
・PCからもiCloudのdeckedBuilderフォルダに保存しとけばそのまま読み取ってくれる。
デッキテスト:★★★★
・ビジュアルな画面ではないがほとんどの作業がスワイプで行えるのでサクサク感が気持ちいい。
・戦場のカードの並びは同名カードごとにならんでくれるのでわかりやすい。
・領域はLib,Hand,GYのみでExileはない。
・カードサーチ可能だけどライブラリを閉じると強制シャッフルされてしまう。
・願い、トークンは処理できない。
■μMagic:★★★★
デッキ作成:★★★★
・サクサク動き、直感的で使いやすい。
・DropboxでのPC連携ができる。
デッキテスト:★★
・領域としてHand,Lib,GY,Exileが用意されている。
・ビジュアルな画面レイアウトで操作もシンプル。
・戦場での自由なカードレイアウトはできない。戦場に出した順にしかならんでくれない。ターンが進むと訳が分からなくなる。
・カードサーチ、ライブラリボトムへの移動、願い、トークンは処理できない。
■TopDecked MTG(有料):★★★★
無料試用はデッキテストが7アクションのみなので、できないに等しい。
課金額が年間5500円と非常に高価なのでPCを持っていないかiPhoneだけで完結したいひと向け。
テキストコピペでのPC連携しかできないのでPC連携が必要な人にはイマイチか。
デッキ作成:★★
・カード検索がしょぼい。
・PCとの連携はメモ帳経由の.txt形式のExportとテキストコピペによるImport。
デッキテスト:★★★★
・領域としてHand,Lib,GY,ExileだけでなくSBが用意されている。
・ビジュアルな画面レイアウトだが操作はやや煩雑。
・戦場での自由なカードレイアウトはできない。やっぱり戦場に出した順にしかならんでくれない。
・カードサーチ、ライブラリボトムへの移動、願いが可能!
・トークンは処理できない。
その他:
・iPhoneを中心にヘビーにやり込むなら課金の価値はあるかも。
■MTG Manager:★★
デベロッパがOleksandr Yakobsheの方。
同名でデベロッパがIT People Consultingのものがあるけどそちらはデッキテストができない。
とはいえ、このアプリ。 デッキ作成がしょぼい。
加えて、テスト画面で手札が一度に4枚までしか見られないという致命的な欠陥がある。使う気にならない。
デッキ作成:★★
・ひとアクションするのにかかる手間がやたらと多い。
・PCとの連携はiCloudメモ帳への.txt形式でのコピペ
デッキテスト:★★
・μMagicの画面によく似たテスト画面。
おそらく同じコードを使ってるんじゃないかと思われるくらい挙動も似てる。
■iMtG(有料):★
※更新が止まってる模様で利用してるとすぐハングします。
デッキ作成:★
・検索でハングする時点で使い物にならず。
デッキテスト:★
・初期ハンドとドローしかできない。
その他:
・アップデートを待ちましょう。
■4.デッキ紹介サイト
デッキ紹介サイトについては自分はほとんど知らないので知っているサイトから上記連携の一部として使えるものだけ。つまり英語表記だけのデッキリストをダウンロードできるところ。
■TC Decks.net( https://www.tcdecks.net )
デッキリスト出力形式:MWS(.txt),MTGO(.dec),Cockatrice(.cod)
■mtgtop8.com( https://www.mtgtop8.com )
デッキリスト出力形式:MTGO(.txt)、MWS(.mwDeck)
■Team Y’s( http://teamys.net )
デッキリスト出力形式:MTGO
※[デッキ出力]ボタンからテキスト形式、MTGOを選び画面出力をコピペする。
■Wisdom Guildデッキリスト翻訳機(http://www.wisdom-guild.net/apps/translator/)
どうしても英語リストだと困る人向け。日本語付きのリストに変換してくれる。
逆ができればもっと嬉しいのだけど無理。
MagicFactoryにリストを登録するリンクがあるけどFactoryはmws形式のリストしか出力してくれないので無視。
-以上。
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