■大気の精霊との再会。
 マジックを始めて約3年。
そのころの自分は奇妙なコンボデッキやコモン単のカジュアルデッキをこねくり回し、順調にマジックの泥沼にはまり続けていた。上石神井のマナソースが拠点となり、常連として夜遅くまで遊ぶこともしばしばだった。
 マジックを始めて2年の間(つまりUSが発売されて2年の間)、青いデッキのフィニッシャーは変異種、マスティコア、泥棒カササギ、パリンクロンとほぼ相場が決まっており(TinkerやMoMAといった例外はあったが)、大気の精霊は変異種を前に無かったものとして扱われていた。自分も変異種が手元に4枚揃うころにはすっかり大気の精霊のことなど忘れてしまっていた。
 IVが発売され変異種がType-2落ちしても再び大気の精霊に目を向けることは無かった。

しばらくし、ぎゃざのデッキ紹介コーナーだったと思う。
なんと大気の精霊の名前がトーナメントレベルデッキのレシピに名を連ねていた。
フィニッシャーは大気の精霊3枚のみで土地はラースの果てx1と島をあわせて19枚。
青いデッキといえば大量の土地を積むことが相場ではなかったのか?
大気の精霊?基本セットのあの弱いヤツか?
なんだ、このデッキは?

この不思議なターボゼロックス(オプトブルー)というデッキにたちまちとり憑かれた。
ふた月あまりはこれかミルストーリーばかり使っていた。
シンプル極まりない大気の精霊がフィニッシャーであることが気持ちよかった。

■マジック1回目の引退
 Planeshiftが発売される頃、勤めている会社の業績が悪化した。
希望退職を募る大激震である。MtGどころではなくなってしまった。
Apocalypseまではどうにかパックを買いつづけたがODYブロックが発売されたころには、まったくMtGに手をつけられない状態になっていた。

約2年の間(ODY-ONSブロック)は、MtGにほぼ手付かずの空白期間となった。

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